グランフロント大阪オーナーズタワー（区分）・東灘区邸宅など6件バルク案件の売買仲介をさせていただきました

いつも株式会社ビーメインのブログをご覧いただきありがとうございます。代表の木戸翔太です。
このたび、大阪を代表するタワーマンションのうちの一つであるグランフロント大阪オーナーズタワーや、神戸市東灘区の邸宅を含む計6件のバルク案件の不動産売買取引について、仲介業務を担当させていただき、無事に取引を完了することができました。

私自身、20年近く不動産業に携わってまいりましたが、今回の案件は今までの経験の中でも相当難易度が高いものでした。対象となった物件の中には、譲渡担保により債権者へ所有権が移転しているものや、競売開始決定がなされているものもあり、権利関係が複雑でした。そのため、決済スキームの再検討を余儀なくされるなど、リアルタイムで状況が変化する不安定さを抱えながら進めざるを得ない局面もありました。

さらに、契約に至るかどうかの見通しが立たない中でも、仲介業者として「いつ契約となっても対応できるように」との思いで準備を重ねました。いつでも契約できる体制を整えたことが、最終的に契約から決済まで数日というスピード取引の実現につながったのだと思います。

今回の案件を通じて改めて実感したのは、仲介業務の役割は単なる橋渡しにとどまらないということです。今回の案件は、売主様・買主様・債権者・司法書士・融資金融機関・競売の執行官をはじめ、多くの利害関係者との調整を重ね、契約直前まで成立するかどうか分からない状況であっても前に進めるための粘り強さと調整力が求められました。そして何より、共同仲介を行った不動産業者との深い連携が不可欠であると感じました。大きな金額が動く不動産取引において、すべての関係者が合意形成できるよう支えることこそ、仲介の使命だと再認識しました。
また、扱う物件も大事ですが、「誰と仕事をするのか」が重要であることも再認識しました。

今後も株式会社ビーメインは、お客様の大切な資産をお預かりする存在として、誠実に、そして確実に成果を出せるよう全力で取り組んでまいります。

株式会社ビーメイン
代表取締役　木戸翔太