不動産営業で感じる流れとは? タイミングと行動の不思議な関係

こんにちは。株式会社ビーメイン 代表の木戸翔太です。今回は、不動産営業の現場で感じる「流れ」についてお話ししたいと思います。
不動産の仕事をしていると、「なぜ今、このタイミングで?」と思う出来事に時々出くわします。たとえば、ある決まった地域の案件が集中することがあったり、ずっと動かなかった売主様から依頼されている売却物件に突然複数の買主様候補者が現れたり、検討者様へご紹介するタイミングではライバルのいなかった案件に、気づけば複数の競合が現れて取り合いの状況になったり。不思議な流れや巡り合わせを感じる瞬間があります。
そうしたタイミングに限って、こちらの動きや意識も自然とそちらに向いていたりします。偶然と行動が噛み合ったときに、結果として流れのようなものが生まれてくるかも知れません。
私も出来ていない部分も多く、人様に偉そうに言える立場ではありませんが「今できることは今やる」という事を意識するようにしています。資料送付、質問への回答など、スピードを意識した積み重ねが結果につながる感覚があります。
不動産営業は、まさに「タッチの差」で成約が決まる世界です。そうした場面でこそ、お客様に対する誠実さ、とりわけ「スピード感」が信頼に直結するのだと感じています。その意識を持ち続けることが、結果的に良い流れにつながっていくのかも知れません。
少し個人的な話になりますが、私は開業を機にお酒をやめました。常に臨戦態勢でいたいという思いが、その決断の一つの理由です。以前、1年ほど断酒していた時期があり、そのときの行動量がおおげさではなく2倍以上に増えていた実感があります。体質の問題もあるかもしれませんが、集中できる時間を確保したいという気持ちから、今は中長期で定めた自分なりの目標を達成するまでは、お酒を飲まないと決めています。
格闘技を続けてきた経験から、日々のコンディションを整えることの大切さを身をもって学びました。起業してからは、それをより意識するようになりました。
不動産の売買、売主様・買主様とのご縁は、常にタイミングや流れと密接に関係しています。そのひとつひとつを大切にしながら、日々業務に取り組みたいと思います。